世間の荒波RIDE ON!

B.B.bypassことget up 84こと84ことはっしーによる雑記

銀杏BOYZライブ映像作品『愛地獄』について

f:id:getup84:20160324055417j:plain

3/16に発売された、銀杏BOYZ初のライブ映像作品『愛地獄』について。

 

銀杏BOYZとは

2003年、GOING STEADYの解散後、ボーカル峯田和伸が結成。当初はソロ名義だったが、同じくGOING STEADY安孫子真哉(ベース)と村井守(ドラム)、新しくチン中村(ギター)を迎え4人で活動。

2005年、アルバム『DOOR』『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』を発売。

2013年、11月に安孫子真哉チン中村の脱退告知。

2014年、9年ぶりのアルバム『光のなかに立っていてね』『BEACH』を発売。同時に村井守の脱退。峯田和伸一人になる。

 

銀杏BOYZと私

出会いは、GOING STEADYの『童貞ソーヤング』からだったかな。当時はまさに青春パンクブームで、すごい人気でした。青春真っ盛りの私もどっぷりハマったものです。

それから10年以上。未だに何かリリースされるととりあえず買ってしまうのは、日本のアーティストでは彼らくらいかも。何度彼らの音楽に元気付けられたことか。コピバンしてたことは淡い思い出でもあり、半黒歴史でもあり。

2008年の”せんそうはんたいツアー”で初めてライブを見た時は本当に文字通り”衝撃”でした。音楽にぶっ飛ばされました。

 

愛地獄

映像作品としては、2007年のドキュメンタリー『僕たちは世界を変えることができない』以来9年ぶり、初のライブ映像作品です。

2枚組となっています。DISC1には、”2008年のRISING SUN ROCK FES.”と”2015年9月福島県いわきでの峯田ひとりでのライブ”をノーカット収録。DISC2には、2011年の4人最後となってしまった”スメルズライクアバージンツアー”の最終日盛岡公演を、こちらもノーカットで収録されています。

また特典で、脱退した村井守とのオーディオ・コメンタリーも収録。

 

2008年8月 RISING SUN ROCK FES.

峯田が長髪・髭の頃。映画”色即ぜねれいしょん”の撮影してた頃かな? ステージ裏にはリリー・フランキー氏の姿も。

このライブ、本当に圧倒的な迫力です。メンバーも認めるベストアクト。銀杏BOYZというバンドが一つの形で完成した瞬間だと思います。

峯田一人でアカペラとハーモニカだけによる”人間”から始まり、”若者たち””駆け抜けて性春”で序盤からMAXに。”SKOOL KILL”で会場を駆け巡る峯田と、チン君の変な動き(笑)当時新曲の”銀河鉄道の夜 第二章”でしっかり聴かせた後、終盤”あいどんわなだい” ”BABY BABY”。最後に"日本人"をラップでという濃い内容。

ここまでで非常に疲れます(笑)見応え満載。とっても楽しそう。

 

2015年9月 福島県いわき

一方、対照的にこちらは最近の峯田による弾き語りでのライブ。

1台のカメラで撮影されていて、まるで舞台袖から撮っているかのようなアングル。この撮り方がすごくいい感じです。

このライブのハイライトは何と言っても、新曲”生きたい”だと思います。”人間””光”との3部作完結編です。

震災を経て、この曲の歌詞や力、ものすごく痛いし苦しい、狂しいです。でもすごく聞き入っちゃう。

生きたい

生きたい

 

 

2011年7月 スメルズ・ライク・ア・バージン・ツアー最終日

DISC2になります。こちら震災後行われた東北4ヵ所でのツアーの最終日、盛岡での公演。結果的に4人最後の演奏となってしまったライブです。

演奏はライブアルバム『BEACH』と同じ頃なのかな? めっちゃノイジーです。

映像は2台の(恐らく)ハンディカメラで撮られていて、ものすごい臨場感。近いです。

2008年で完成した”銀杏BOYZ”をぶち壊して再構築している感じ。サンプラー取り入れたり。ただこのころの試行錯誤が結果的にメンバーの脱退につながったんでしょうか?

これが最後なんだなと思うと、なんだかちょっと切なくなります。

コメンタリーでの村井君の話、震災で銀杏BOYZ大好きな友達を亡くした男子高校生がライブ前話しかけてきた話。すごいショックを受けたけど、その子が凄い笑顔だったってのがもうなんとも……!

 

イラマチオ

夜の公園で一人歌う峯田氏。

新曲『イラマチオ』。まるで、彼の隣で聴いている感覚。

 

まとめ

ライブとライブの間に入る峯田氏の普段の映像。ライブという非日常と対比した日常感。このあたりもグッとくるポイントで、銀杏BOYZらしいなと思います。

コメンタリーでも峯田と村井君が語ってましたが、チン君の成長が銀杏BOYZの成長ということ。元々同じ出身でGOING STEADYから一緒だった3人に加入する形になったチン中村。彼の視点が銀杏BOYZを見守ってきたファンの視点でもあり、一番感情移入しやすいという話でした。確かに。

また、峯田の唄い方の変化。喉をやられてしまって、ずっと喉で歌っていたけど、DISC2の頃から腹から歌うスタイルに切り替わってます。やっと自分の唄い方を見つけたとも言っていました。

このころから音楽性もかなり変化していたように感じます。そして安孫ちゃんと村井君の脱退。GOING STEADYは本当に終わったんだなと思いました。でもこれは残念なことではなくて、彼らの成長だと思っています。

脱退の理由も詳しくは語られてないけど、一人になってしまった銀杏BOYZ。なんていうか、本当にいつまでも青春だなと思います。自分の成長とともに峯田和伸という人間の成長を見守ってきました。これからも応援します。

 

愛地獄 [DVD]

愛地獄 [DVD]

 
愛地獄 [Blu-ray]

愛地獄 [Blu-ray]

 

広告を非表示にする