8cmCDとDEENと私
先週の記事の中でとりあげた、DEENの8cmCDリリースの話。
8cmCDについて少し調べてみました。
先週の記事はこちら↓
DEENと私
90年代を代表するロックバンド”DEEN”
DEENは私もよく聴いていたバンドで、
とか、
とか、なんといっても
とか思い出がいっぱい。
そんなDEENが10/7に発売したCDシングル『ずっと伝えたかったI LOVE YOU』
完全生産限定盤として8センチCDでリリースされました。
巷では「懐かしい!」「聞く方法が無い!」と盛り上がっていましたね。
が、そもそも何故今8センチCDでのリリースなのか?8センチCDの歴史と合わせてみていきたいと思います。
8センチCDの歴史
1982年にCDが登場し、1980年代半ばにはシングルレコード(SP盤)と12センチCDシングルが並行して発売されていた。しかし、12センチのCDシングルは
- 最高74分収録できるのに2~3曲で使うのは無駄。
- 生産コストがかかる。
といった理由であまり普及していなかった。
そこで1988年に登場したのが8センチCDである。
当時レコードがまだ主流だった時代に、レコードと一緒に並べられる縦長のケース。収録時間20分という手頃さから8センチCDはどんどん普及していった。
その後、レコードからCDへ時代が変化していく中で、
- レコードの棚が減り、CDの棚がメインになることで、縦長のメリットが無くなった。
- 再生機器が限定される(スロットイン方式だと再生できない)
- 12cmサイズメディアの普及により逆にコストがかかるようになった。
などの理由から8センチCDは徐々に衰退していった。
ちなみに、食玩として販売されたり、2013年にゴールデンボンバーが初回限定盤シングルとして使ったり、完全に消えてしまっていたわけではないようです。
8センチCDの思い出
なんか8センチCDの歴史悲しくなってきた。笑
私が初めて買った8センチCDは「運命の人/スピッツ」です。
8センチCDって、真ん中パキッて折って小さくできるんですよね。やってる人ほとんどいなかったけど。
確かその折った部分、網状になってて、生卵の白身と黄身を分けるのに使えるって「伊東家の食卓」であってたような。笑
紙の部分が劣化しないように専用のケースに入れたり、B面曲の歌詞が見にくかったり、収納し辛かったり、確かに不便な点はありますが、90’s感というかバブル感ハンパないですよね。
8センチCDとDEEN
今回発売されたDEENのシングル『ずっと伝えたかったI LOVE YOU』
なんとも90年代なタイトルですね。
どうやら歌詞にも”8センチCD”とか”ポケベル”とか、懐かしいワードか入っているようです。
ジャケットも、やはりマキシシングルよりも8センチの方が無駄な空間がなくいい感じ!
完全生産限定盤のようですがので、この機会に手に入れてみようかな・・・
ちなみにこんな商品もあるようですが、現在入手困難なようです。